1ドルが130円に到達した。これは20年ぶりの円安。しかも比較対象であるドルも価値が下がっているのに、それを上回る円の暴落。しかもコロナ自粛で経済もボロボロ。回復の見込みもない。なかなか絶望的な状況です。
因みに1カ月前は114円でした。たった1か月で、10%も円の価値は落ちたわけです。
僕らは海外の食糧・エネルギー・生活用品・サービスとあらゆるものを利用しています。世界的に見て日本のお金の価値は10%減少したわけですから、この影響は大きいだろうと予想がつきます。
しかも、この円安は始まったばかり。まだまだ下がるんじゃないかと思います。なので僕は、円をそのまま持っているだけでは損してしまう。そう思っています。
では円をドルにする?投資信託にする?
それも悪くないでしょうが、ドルも価値が下がっています。戦争もコロナも起きているいま経済もダメージを負っています。成長性があり、価値がどんどん上がっていっているモノに変えておきたい。
そこでみんなが目を付けるたのは、仮想通貨です。実際に現在、超高騰中です。
しかしまぁ、仮想通貨は上りもするし、下がりもします。リスクがないわけではありません。自分の信用する円、つまり貯金を仮想通貨に換えるなんてとんでもないことに感じると思います。
そこで一番低リスクなステーブルコイン(ドル連動型仮想通貨)への投資を今回ご紹介します。
円をステーブルコインにしておく方法
まずはステーブルコインについて少し紹介しておきましょう。このコインは、価格の安定性を実現するように設計された暗号資産(仮想通貨)のことです。米ドルなどの法定通貨を担保にコインを発行し、その法定通貨との交換比率を固定してあるので安定しています。
そこで円をドルのステーブルコインにしておくだけで、円の暴落から逃げる事が可能です。今回は、$USDTという1ドル(USD)がおおよそ1USDTになるように固定されている、ステーブルコインを使ったやり方を紹介します。この$USDTは、発行元であるTether Limited社が所持している米ドルと$USDTを同量にすることで、価値が保たれる仕組みとなっています。
それでは、さっそく円をステーブルコイン(USDT)に交換する方法を紹介します。
- 円(JPY)をbitbankに入金
- bitbankの取引所にて、JPYを$XRPにトレード(販売所はNG)
- トレードした$XRPを、Binanceに送金
- Binanceで、$XRPを$USDTにコンバート(トレード)
※bitbankが一番手数料が安く済みます。なぜかは、こちらの記事を参考にしてください。↓
ステーブルコインの運用方法 | セービング
円をステーブルコインにしておくだけで凄い事です。
でも仮想通貨の世界にはDefiといって、金融サービス・エコシステムなどのアプリケーションが充実しています。Defiはブロックチェーン技術を活用し、中央集権型システムを必要とすることなく、自律的に金融資産の管理を行うことができます。つまり銀行のように巨大な組織が必要ない。そのため、維持費が激安。その分利益が還元されます。
Defiを活用すれば、普通の貯金では金利が0.1%のところを、金利10%だって実現できます。
まずは、一番簡単な活用例を紹介します。
- Binance→収益(Earn)→セービング→フレキシブルセービング→USDT→定期登録]
- 手続き完了後、自動収益をチェック(複利運用にしてくれる)